2020年10月30日金曜日

Google spreadsheetの関数を使ってみる(QUERY)

 前回の記事では、集計の方法として、SUMIFなどの関数を紹介しました。

今回の集計に使える関数の紹介です。SQLなどになじみのある方は、この関数が便利に感じると思います。

前回の記事と同じように、支払い種別、用途、金額という表があった時に、支払種別と用途ごとに集計したいというような場合に、SQLだと、

select 支払い,用途,sum(金額) from xxx group by 支払い、用途  

というようなSQLで集計するとおもいます。これはSpreadsheetでも同様に描くことができます。

支払い用途金額
現金食費¥1,000
現金交通費¥1,000
現金食費¥600
現金娯楽費¥1,500
現金食費¥500
クレジットカード医療費¥30,000
現金薬代¥1,500
現金医療費¥3,000
クレジットカード医療費¥18,000

セルに下記のように書いてみましょう。

=QUERY(A2:C10,"select A,B,sum(C) group by A,B",-1)

SQLの集計関数と同じ文法が書けます。最初の引数は、範囲。次がQuery文字。

これを書くと下記のように表示することができます。

クレジットカード医療費48000
現金交通費1000
現金医療費3000
現金娯楽費1500
現金薬代1500
現金食費2100

Joinなどはできませんが、それでもSQLに慣れている人にとっては非常に便利な関数です。

SQLに慣れ親しんでいる人は、いろいろ関数を組んで書くよりも楽かもしれませんね。

今回のスプレッドシートの例は、こちら

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