2020年10月27日火曜日

Google spreadsheetの関数を使ってみる(CONCATENATE/CELL)

 昨日の記事で紹介した

=IMPORTRANGE("1CoJnqVABFhSx0CNgl7hSgGn-_w6hqtCq3PhBVUJ3VCM","Sheet1!B3")

という記述ですが、2番目の引数が文字型になってしまっていることにより、実はちょっと不便な感じになってます。行を追加してコピーすると、通常の方式であれば参照部分が行に対応して、

B4,B5

と増えていってくれる部分が、文字列のままなのでB3のままになってしまう問題があります。

それを解消するために、文字列結合関数のCONCATENATEとCELL情報を取得するCELLという関数を使って下記のように書き換えられます。

=IMPORTRANGE("1CoJnqVABFhSx0CNgl7hSgGn-_w6hqtCq3PhBVUJ3VCM",CONCATENATE("Sheet1!",Cell("address",B3)))


"Sheet1!B3" の部分が CONCATENATE("Sheet1!",Cell("address",B3)) にリファクタリングされています。


CONCATENATEは、複数の文字列を結合する関数です。

CELL関数は、Cell("address",B3)のアドレス情報を文字列化してくれます。実際には、$B$3が返却されます。


文字列の結合とかってあんまり利用しないと思われがちですが、こういう関数を使いこなそうと思った時には、あると便利に使えたりしますね。


本日の関数を使ったサンプルのスプレッドシートはこちらになります。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1wgeeUHpZfemXc0cg0QhEwKHbHw3QxpiNxs0Gi9d9zVA



0 件のコメント: