前回の記事では、集計の方法として、SUMIFなどの関数を紹介しました。
今回の集計に使える関数の紹介です。SQLなどになじみのある方は、この関数が便利に感じると思います。
前回の記事と同じように、支払い種別、用途、金額という表があった時に、支払種別と用途ごとに集計したいというような場合に、SQLだと、
select 支払い,用途,sum(金額) from xxx group by 支払い、用途
というようなSQLで集計するとおもいます。これはSpreadsheetでも同様に描くことができます。
セルに下記のように書いてみましょう。
=QUERY(A2:C10,"select A,B,sum(C) group by A,B",-1)
SQLの集計関数と同じ文法が書けます。最初の引数は、範囲。次がQuery文字。
これを書くと下記のように表示することができます。
Joinなどはできませんが、それでもSQLに慣れている人にとっては非常に便利な関数です。
SQLに慣れ親しんでいる人は、いろいろ関数を組んで書くよりも楽かもしれませんね。
今回のスプレッドシートの例は、こちら。